和本(和綴じ製本)

和綴じ製本(和本)

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製本職人がその技能と経験により手作業で作成をします。「和」の風味を演出したい際に是非ご検討ください。通常の和綴じから特殊加工、装飾和綴じまで高知製本では熟練した技能を持った職人が対応を致します。

和綴じで選べる紐とカラーバリエーション

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2本縫い

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糸を通常の1本で縫うのではなく、繰り返し2本で縫っていく方法。通常よりも強度が増し重厚感も出てきます。主には細い紐を使用する時の見た目が細くなるのが気になる場合や、単純に強度がほしい場合などに用いる工法です。
縁取り加工(角切れ)

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綴じる側の上下隅に縁取りを追加する工法です。角が潰れるのを防ぎ強度も安定します。また、見た目上にも美しく見える為、「これぞ和綴じ」という存在感があります。一般的に角切れと呼びます。

栞糸縫い

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通常本の栞(しおり)として使用する素材ですが、装飾感を出すために和綴じでも使用するケースがあります。型打ちしており、紐が平たいのが特徴で見た目上太く美しく見えます。紐の特性上曲がりやすくなるため上手く綴じるのに熟練した高度な技術が必要な綴じ方法となります。

凧糸染め加工

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染め粉を用いて様々な色へと変色させ、最終的に色止めという作業を行い、色を定着させます。染め粉を使用して何度も着ける為季節要因等により全く同じ色は出ないですが、やわらかい青、深い緑など、お客様のイメージにより近い紐を完成させる事ができます。
装飾和綴じ

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4穴よりも多くの穴をあけ、それらへ複雑に糸をからめて綴じ上げる製法となります。強度は非常に高くなり、見た目の高級感も抜群によくなります。麻の葉綴じ、高貴綴じ、亀甲綴じなど様々な種類がありますし、それらの綴じ方を変形させた独自の綴じもあります。